ごきげんようチャンネル


みにつもる ことばのつみも あらはれて こころすみぬる 三重(みかさね)のたき

   『山家集』1118

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共振が宇宙を運行させている アフォーダンスは世界の共振

物質性を基盤として(Materialismus)、観念をつくり、伝えあって、土台をつくり、上部構造をつくり、意識諸形態をつくりあう人間たち。

 

人間は、人間以外のものにも共振できる。鳥も石も、世界と共振する。

 

アフォーダンスの正体は、共振ではないだろうか。

 

 

言語を研究している人は、ひとつの不安を共有しているフシがある。

「音声や文字だけでは、物質的には情報が不足している。なのに、ちゃんと意味が伝達されるのはなぜだろう? これは言語の基本的な謎だが、このまま研究をつづけていて、この謎は解けるか…」

ふだん、こういう不安を口にすることはないだろうし、そういう不安はないという人も多いだろうけれど。


「情報は基本的に不足している」という不安は、神経学や心理学でも根深いものがあるらしい。(たとえば、「間接知覚論の伝統」佐々木正人・三嶋博之編訳『生態心理学の構想』東大出版会、2005年、11頁)
 

だが、「情報」は目に見え、手で触れる物質性に注目した概念。情報は、ものの共振を呼び起こすのが目的であり、不足していない。アフォーダンスが呼び起こせれば、それでよい。

 

 

密教の護摩も、寺社での拝礼も、文学も音楽も映画も、会話も歩行も、宇宙の共振ではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の文法 トランス・グラマー | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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