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みにつもる ことばのつみも あらはれて こころすみぬる 三重(みかさね)のたき

   『山家集』1118

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社会的時間の原理

光速度一定の原理 the principle of constancy of light velocity  と呼ばれるものがある。

 

それに似たものが、個人や社会にもある。

 

労働力、行動力、認識力の養成時間は、ある時期のある社会では、社会的平均的に一定だ。


つまり標準的な養成期間がある。たとえ正確に特定できなくても、標準は存在する。

 

これをもって、「社会的必要時間一定」の原理と呼んだらいいかもしれない。

 

ある社会の標準的人間力養成期間が「一定」であることは、重要な出発点になる。

 

この基準を元に、社会的変化や個人的変異の意味が概念化できるからだ。

 

養成時間の増大(たとえば寿命の延長)は、人間力の絶対的な増大を意味する。養成時間の縮減(たとえば素早い習得)は、人間力の相対的な増大を意味する。

 

標準期間との差が、個人的剰余・社会的剰余の量や増加速度を決める。

 

だが、以上は発揮可能性であって、じっさいに人間力が発揮できるかは別のこと。

 

せっかく増大した人間力が発揮できないとき、人は改善を求めるようになり、社会は変革されていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の哲学 世界はトランスする | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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