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みにつもる ことばのつみも あらはれて こころすみぬる 三重(みかさね)のたき

   『山家集』1118

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"時を殺すな" という思想

アインシュタインが置いた「光速度一定」という礎石が、現代物理学を「思想」にした(真貝寿明『現代物理学が描く宇宙論』共立出版、2018年、64頁)。

 

人文・社会科学も、人々の想像力をつかむ原理を打ち出したとき、思想と呼べるだろう。

 

 

ひょっとすると、その原理とは「等置」かもしれない。生産物も組織体も表現態も、等置の原理によってつくられ、くばられるから。

 

しかし、いったいなにが等置されるのか。等置されるもの。それが真の実体ではないか。

 

 

それは、「時間」かもしれない。労働力消費時間(体験)、行動力熟成時間(経験)、認識力育成時間(年齢)。

 

人間の実体は人間力である。人間力は労働力・行動力・認識力からなっている。そのどれもが、そしてその力の産物のすべてが、「時間」に規定されている。

 

そして、時間の消費には絶対的と相対的のちがいがある(マルクス『資本論』)。

 

すると、価値・意志・概念にも絶対的剰余と相対的剰余があることになる。

 

 

人間は個人的にも集団的にも、体験、経験、年齢を蓄積する。

 

時間は、すべての人が共有する観念であり、身体に蓄積される物質的実体でもある。

 

つまり時間は、社会的に実在し、ひとつの社会は標準的時間をもっている。

 

 

どこだったか、こんなことを読んだことがある。

 

あらゆるものは生かしたり殺したりできる。

 

時というものも、生かしたり殺したりできる。

 

時を無駄にしたり、時を軽視するのは殺生(せっしょう)だ、と。

 

 

人間は、時を殺し、また生かしもする。

 

時を生かそう思えば、全宇宙が見えてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:01 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
あの人は才能もあり美しくもあるのに

時間に負けている

それは今持っているものの利をたのみすぎ

自分と人に尽くさないから

時間は意味なく過ぎ彼女を助けないのだ

本当は太陽が稲を実のらすぐらい

時間は私たちを照射しているので

私たちは今すぐのプラスを考えないでも

おもむろの成熟があり

それが「時間の味方」と云えるのに

彼女は自分で打算しすぎ

彼女の方からは待たないのだ
| 詩的思考 | 2019/01/04 10:32 PM |









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