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みにつもる ことばのつみも あらはれて こころすみぬる 三重(みかさね)のたき

   『山家集』1118

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認識の対象が意識、物質ではないものが観念、人間ならではの高度な観念が精神

意識、認識、物質、観念、精神、思想。

 

これらの区別は、なかなかむずかしい。個人によっても理解の仕方がちがうだろう。

 

私流の定義をしておこう。

 

 

認識の対象が意識である。意識は感覚・感情・認識・概念をふくむ人間の「心」であり、「心」を認識力によってとらえた内容が認識である(認識を認識することもできる)。

 

物質ではないものが観念である。観念ではないものが物質である。世界は、物質と観念の相互浸透でできている。そのように世界を認識するのは、地球上で人間だけである。

 

✳ 相互浸透とは、「両者のおのおのが、自分を完成することによって他方をつくりだすのであり、自分を他方のものとしてつくりだす」(マルクス『経済学批判』岩波文庫版、302頁)という、自立と統合が両立していく理想的な発展関係をいう。

 

人間ならではの高度な観念を精神とよぶ。精神の内容を概念化したとき、それを思想と呼ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の文法 トランス・グラマー | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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