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         大鏡


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麻薬と武器 政治が観念的転倒を完成させる

人の弱みにつけこみ、人を異常にすることを知りながら覚せい剤を販売する行為は、伝染病を広げることで儲けようとすることに似ている。

 

伝染病の患者を犯罪者とはいわないように、覚せい剤を買う・使う人は、基本的には犯罪の犠牲者ではないだろうか。

 

覚せい剤が広まっているアメリカ合衆国は、覚せい剤を製造・販売したい者たちの標的にされたのだと思う。製造し販売している側は、買いたい人間がいるから売っているのだと主張するだろうが、それは言い逃れである。

 

また、アメリカ人は銃の保持を「権利」と認め(合衆国憲法修正第二条)、その結果、銃犯罪におびえている。ところが政治家や政党は、武器業者から献金をうけているから、被害者を受益者であるかのように、まるで被害にあう「権利」があるかのように描く。すると庶民は、自分たちは受益者・権利者だと思いこむ。こうして、武器産業と政治家が庶民の被害のうえにもうける構造ができあがる。

 

被害者を受益者・権利者ととりちがえるー このような観念的転倒を指摘すること。それがマスコミや学問の役割であり、この転倒を実際に正すことが、ほんらいの政治家の役割である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 06:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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