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あきらけき かがみにあへば すぎにしも いまゆくすゑの こともみえけり

         大鏡


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認識力は、社会的平均的認識力と個人的特殊的認識力という二重性をもつ

労働には、抽象的人間労働と具体的有用労働という二重性がある。これと対応して、労働の実体たる労働力にも、社会的平均的労働力と、個人的特殊的労働力という二つの側面がある。

 

行動にも、一般的行動と具体的行動という二重性があり、これに対応して、行動の実体たる行動力にも、一般的平均的行動力と具体的特殊的行動力という二つの側面がある。

 

認識にも、抽象的認識と具体的認識という二重性があり、これに対応して、認識の実体たる認識力にも、社会的平均的認識力と、個人的特殊的認識力という二つの側面がある。

 

つまり、生産物(とりわけ商品)の実体が労働であり、労働の実体が労働力であるという『資本論』の関係認識を、組織体と表現態にも適用するのである。

 

 

生産物  = (交換)価値/使用価値

  ↑

労働         =  抽象的人間労働/具体的有用労働

  ↑          

労働力    = 社会的平均的労働力/個人的特殊的労働力

 

 

社会をつくる三種のトランス(土台・上部構造・意識諸形態)は、生産諸力(労働力・行動力・認識力)を主体として生成される。労働力・行動力・認識力のいずれにも、社会的に均一の面と個人的なバラつきの面があると規定しておくことは、社会を分析するために必要である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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