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あきらけき かがみにあへば すぎにしも いまゆくすゑの こともみえけり

         大鏡


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第二楽章は本質の展開

西洋古典音楽の長い作品は、三楽章か四楽章でできているものが多い。

 

これはヘーゲルの体系に似ている。

 

 

第一楽章は、有(存在)論。

 

第二楽章は、本質論。

 

第三楽章(+第四楽章)は、総まとめの概念論。

 

 

『ヘーゲル用語事典』(未来社)に、

 

「本質は一般に法則として表現される。それは静かな、超感覚的な世界といえる」

 

という説明があり、万有引力の法則が例にあげられている。81頁。

 

 

第二楽章は、感覚の極みゆえに超感覚的で、静かなものが多い。第二楽章は、第一楽章の熱さを冷却し反省する静寂をつくり、第三、第四楽章への跳躍を準備する。

 

 

ヘーゲル(1770-1831)は、ベートーベン(1770-1827)と同い歳。

 

完璧な体系を構想するうちに、ヘーゲルは、当時の協奏曲や交響曲の構成に近づいていったのかもしれない。

 

 

ヘーゲルもベートーベンも、近代人の認識の上昇プロセスを表現したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の哲学 世界はトランスする | 04:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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