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あきらけき かがみにあへば すぎにしも いまゆくすゑの こともみえけり

         大鏡


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実体 Substanz とは、主体 Subjekt であり主語 Subjekt である

「実体」という概念は、昔からどう使われてきたか。ある学者がどう使ったか。

 

それを検討すると、一冊の本が書けるだろう。だが、そういう一書をものしたところで、どれほど実りがあるか疑わしい。そう思うくらい、事は錯綜してしまっている。

 

今となっては、もはや大小の事例を博覧することではなく、自分にとって有用な定義をつくることが大事だと思うので、それをメモしておきたい。

 

 

私にとって実体 Substanz とは、

 

ものを作り上げる主体 Subjekt として対象をとらえた概念であり、

実体=主体は、言語の主語 Subjekt になる概念である。

 

 

,痢⊆詑里箸麓臑里里海箸世箸い考え方は、「実体を主体に転化するところにこそヘーゲルの弁証法的思考の本質がある」(加藤尚武ほか編『ヘーゲル事典』203頁、中埜肇執筆)という発想をとりいれたもの。

 

△痢⊆詑痢畆臑里箸麓膰譴里海箸世箸いΔ里蓮∋笋西欧言語を素材にして考えたことである。ヘーゲルが無意識のうちに思考の対象にしたのは彼の言語であり、ヘーゲルが概念といい、主体といったのは、ドイツ語の主語のことだろうと思う。

 

 

実体をダイナミックな面からとらえたのが主体という概念であり( 法言語でいうと、主体とは主語になる資格をもった概念のことである(◆法

 

私のトランス・グラマーでは、実体=主体=主語になりうる概念を、「体」(たい、からだ)と呼んでいる。あらゆる概念は体化することができ、体化した概念は、文中で名詞として現象する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の哲学 世界はトランスする | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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