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         大鏡


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表象は概念の感性的規範

概念は、対象の種類の超感性的な認識である。

 

白いイヌ、黒いイヌ、足の長いイヌ、足の短いイヌ…  概念は、個々の対象(われわれの観念のなかの存在)の特殊な側面=「種」と、対象に共通する側面=「類」をとらえている。

 

人間は、物理的な対象を見ているときでも、対象の種類という抽象的内容=概念において対象を認識している。

 

表象は、概念の感性的な規範である。

 

対象の種類としての認識は、音声・文字という表象の組み合わせの種類として表現される。言語の音声や文字は、音波や描線の、人工の種類としての側面=表象による概念の表現である。音声・文字の細部に違いがあっても、種類として同一と認識されれば同じ音・同じ字とみなされる。これが、発音や文字にたくさんのバリエーションが許容される理由である。

 

音声と文字は元来別々の表象体系だが、このふたつが対応していると便利なので、歴史のなかで次第に対応関係が整理されていった。例:表音文字化(漢字に形声あり)、変体がなの整理、言文一致体。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の文法 トランス・グラマー | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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