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あきらけき かがみにあへば すぎにしも いまゆくすゑの こともみえけり

         大鏡


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現実に合致した認識が科学 現実を透過した認識が宗教

現実は、それ独自の法則にしたがって運動する。この運動じたいは科学ではない。

 

人間は、現実の運動の法則をつかむことができる。現実がしたがっている法則を正確に認識すれば、現実をより深く理解できる。現実を操作したり変質させたりすることも可能になる。

 

ここでいう現実とは、目に見える現象、五感で感知できる世界のことである。

 

科学は、現実認識を洗練させた概念の体系であり、人間の現実認識の規範となる。

 

現実と認識の合致。それが科学である(悪用もありうる)。

 

 

他方で宗教は、現実を透過する認識であり、絶対的存在がつくる世界を観念的に構築する。

 

科学を心の糧にしても、人間は生きられないこともある。芸術も虚しいことがある。

 

宗教は、人間に希望を与える観念上の認識である(悪用もありうる)。

 

おそらく宗教は、人間の観念がつくった最大の発明品だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の哲学 世界はトランスする | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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