ごきげんようチャンネル




そらになる心は春の霞にて よにあらじとも 思ひたつかな

西行



<< 概念は、概念からできている | main | 人類は自然の一呼吸にすぎない >>
哺乳類の地球進出

サルの研究で有名な松沢哲郎氏(京都大)が、NHKラジオ(2017年10月)で、哺乳類が地球のあらゆる場に進出していったということを話していた。

 

 

ゞ   コウモリ

 

海   クジラ・イルカ

 

樹上  リス、サル

 

っ肋紂 .劵

 

ッ話罅 .皀哀

 

 

広大な夢のような話である。

 

このうち、ヒトの誕生にとって重要だったのは、 の樹上である。

 

樹上で生活して、枝から枝へと飛び移るには、両目が頭の前についていて左右の視差によって立体視ができ、親指と他の指が対向する手をもてば、がぜん有利になる。そして昼行性の場合、色覚が発達したほうが有利である。

 

樹上でのこうした準備があって、地上で直立歩行する昼行性の哺乳類=ヒトが可能になった。

 

 

哺乳類が地球のあらゆる場に進出できた原因は、哺乳類が胎生だからだと、私は思う。

 

胎生とは、「授精した卵子が胎盤によって直接母体につながり、栄養を受けて発育し、親とほぼ同じ姿になって生まれること」(大辞泉)である。逆が卵生。卵を体外に出すと、敵にねらわれやすく、環境の影響を受けやすい。卵を抱えているうちは移動もむずかしい。

 

哺乳類は、親とともに移動する内部環境=子宮を手に入れたために、多様な外部環境にあっても子を産み、移動し、繁殖できるようになった。

 

 

 

こういう話を、子どもにしてあげるといい。地球上でのヒトの位置がわかるからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









http://soundsteps.jugem.jp/trackback/4419
#誰が書いてるの?
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
-->
#新しい記事
#過去の記事
#著書/共著
#著書/共著
#著書/共著
#著書/共著
#著書/共著
#著書/共著
#著書/共著
敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人
敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人 (JUGEMレビュー »)
ジョン ダワー, John W. Dower, 三浦 陽一, 高杉 忠明
#著書/共著
敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人
敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人 (JUGEMレビュー »)
ジョン ダワー, John W. Dower, 三浦 陽一, 田代 泰子, 高杉 忠明
#コメント
#トラックバック