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そらになる心は春の霞にて よにあらじとも 思ひたつかな

西行



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人間は、概念を規範にして生きている

人間は、基本的には概念を規範にして生きている。そのことを意識してもしなくても、である。

 

個人なら、自分は誰それの子である、国籍は○○だ、職業は○○だ、年齢は○○だ、性別、住所... そして、「人は死すべきものである」という命題。

 

これらは感覚でも感情でもない。概念である。概念は社会的に確立した通念なので、個人の意向では変更できないものが多い。

 

それにたいして、そのときの感覚・感情や居場所、話し相手などは一時的なもので、絶えず変化する。

 

人はこうした概念をいちいち意識してしないが、けっきょくは、これらの概念に根本的に規定されて生活している。

 

 

 

組織でも似たことがいえる。

 

会社なら、会社名、組織、財産、製品、取引先など、恒常的な部分がある。こうした部分を人間は概念でとらえ、会社という全体概念をつくる。

 

会社をめぐって起こる事象は日々ちがっているが、会社の概念は簡単には変わらない。

 

同様に、物質や生物を、その現象を手がかりにして、概念レベルでつかむ。それが自然科学である。

 

対象がどんな概念でできている概念なのか、それをつかむことで、われわれには対象がわかってくる。

 

人間にとって、あらゆる対象は概念に規定されて運動するからである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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