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         大鏡


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英語のDNA:トランス・グラマーの体系図

「名詞」とか「動詞」のように、文法の説明でつかう概念(文法用語)は、普通の言語表現でつかう語彙を分類した概念、いわば<概念の概念>である。

 

トランス・グラマーは、この<概念の概念>の相互関係を探求して、ひとつの立体に組み上げた概念体系で、いわば<概念の概念の概念>である。

 

ただ、この立体的な概念体系を組み上げるには、従来の学校文法の概念では不可能であった。そこで、私は新たに<概念の概念>つまり文法概念(新しい文法用語)をつくり、相互に関係づけた。

 

トランス・グラマー(英語の概念体系)を図にしたものを下に掲げる。この図で内容がわかるわけではないが、<立体的な概念体系>とはどういうことか、イメージしやすくなると思う。


 

 

 

 

 

 

 

トランス・グラマー 全体編

 

https://note.mu/ymiura/m/m692d6f6108f1

 

 

 

こうした立体図で表せるトランス・グラマーは、英語という言語の最奥で作動する概念体系である。英語を話す人なら誰もが心内にもちながら、誰も意識しなかった仕組みである。英語のDNAのようなものといえばいいかもしれない。

 

言語学の専門家でもない私が、なぜトランス・グラマーを追求したかというと、歴史とは観念なので、観念の基盤たる言語の仕組みを探求すれば、学としての歴史学の基礎が固まるのではないかと思ったからである。史的唯物論を超える歴史理論をつくるには、人間の観念のあり方を、言語を素材にして探求するという遠回りが必要であった。幸い、言語論の基礎は、マルクス『資本論』に見出せた。

 

もともと私は英語に関心があったので、言語の一例として英語をとりあげることにした。いま思えば、英語を対象にしたのは正解であった。英語は、西洋哲学の<実体と属性>といった基礎カテゴリーを比較的忠実に表現する言語である。英語のDNAの解明は、西洋人だけでなく、人間が対象を認識する際の基本マナーを知る、良い素材となる。

 

さて、トランス・グラマーができたなら、次は歴史認識のDNA、トランス・ヒストリーを追求する順序である。

 

トランス・ヒストリーがどこまでできるか。それはまだわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の文法 トランス・グラマー | 15:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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