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春ごとの花に心をなぐさめて 六十(むそぢ)あまりの年を経にける


西行

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意味・意志・価値、そして希望

労働力とは、人間を経済活動の主体という側面でとらえた概念である。

 

自己とは、人間を意識諸形態の主体という側面からとらえた概念である。個人による表現はすべて意識諸形態であり、その主体は自己である。

 

自己は、概念を参照しながら自分の意識を認識し表現する主体である。それはちょうど、労働力が労働規範にしたがって労働対象を商品に仕立てることにあたる。

 

 

意識諸形態は、意味の担い手である。上部構造とは、意志をつくる組織である。土台とは、価値をもつ物質である(価値をもつ物質には、建物、道路などの施設や、意志、価値を personify した人間をふくむ)。

 

上部構造と土台(環境など物質的条件や、社会を構成する人間の健康、年齢、性別など身体的条件をふくむ)が提示するさまざまな意志と価値の影響を受けて、自己も労働力も個人のなかに複数実在し、さまざまな意識諸形態を創造する。

 

けっきょく、意味・意志・価値が社会の規範となる。意味・意志・価値を束ねる最高次の概念は、希望ではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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