ごきげんようチャンネル


あきらけき かがみにあへば すぎにしも いまゆくすゑの こともみえけり

         大鏡


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もう翻訳なんてウンザリだ!

事情があって引き受けた翻訳(英語→日本語)がある。

 

時間を見つけて少しずつやっているが、長い! まったくウンザリだ。

 

科学論文などはかなり機械的に翻訳できるのかもしれないが、人文系のものは文学作品のような面もあるため、機械的に翻訳というわけにはいかない。時間がかかって仕方がない。

 

思うに、人の書いたものを別の言語にするという仕事は、まだ人生に時間のある若い人がやったほうがいい。

 

もう時間がない人間は、自分のことをやるのが本筋だ。「自分のこと」が翻訳ならばそれでよいが、そうでない人間は翻訳などやってはいけない。

 

以前に見たテレビ番組だが、余命があまりないと医者に言われた難病の子どもに、将棋の才能があった。この子は、「僕は学校にいかない!」と宣言して将棋のプロになり、活躍して亡くなった。その子の名前を忘れたが、実話である。(いま調べたら、この人は村山聖さん、享年29歳でした)

 

時間がないなら、余計なことはしない。当たり前だ。

 

引き受けた私が悪いのだが、もう一度、言わせてほしい。

 

 

「私はもう翻訳なんかしない!」

 

 

時間はないのだ。人が書いたものを訳すなんて、もうまっぴらだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 日本に英語はない | 18:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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