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春ごとの花に心をなぐさめて 六十(むそぢ)あまりの年を経にける


西行

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土台は社会の生存条件、上部構造は社会の活動条件。それらの実体は意識諸形態=生活

生活 life とは、意識諸形態を作ることである。歩くこと、話すこと、食べること、ものを作ること、しぐさ、ファッション。個人や集団の活動のすべてが意識諸形態である。

 

大人の生活すなわち意識諸形態の大きな部分を占めるのが、職業である。多くの職業によって、自分と社会の生存条件つまり土台が維持・変革される。公務員や政治家のように、社会の観念的な活動条件すなわち上部構造を維持したり変革することを職業とする人もいる。

 

 

土台は意識諸形態の生存条件、上部構造は意識諸形態の活動条件。

 

人々の生活すなわち意識諸形態がもつ、物質的な面が土台として総括され、観念的な面が上部構造として集約される。

 

土台と上部構造は、人々の意識諸形態=生活を媒介として、互いを支えあい、変革しあう関係にある。

 

土台の編成と上部構造の編成は、生活すなわち個々の人間の意識とその形態を超えた、全社会的に運用される高度な概念によっている。ルソーやマルクスのような社会思想家は、個人の意識を超え、全社会を動かしている概念体系の生成と崩壊のプロセスを解明しようとした。

 

全社会を総括し集約する、この高度な概念の変遷が、<社会構成体の歴史>の内容をなす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 15:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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