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「いのちと引き換えに、この意志を残す」

今になって思う人生のキーワード。

 

 

「いのちと引き換えに、この意志を残す」

 

 

「いのちと引き換え」とはおおげさのようだが、じっさい、

人は毎日「いのちと引き換え」に暮らしている。

 

自分の「生き方」こそ、誰もが残せる「後世への最大遺産」だと

言ったのは内村鑑三だ。

 

たしかに、「生き方」はなんらかのデータとして誰もが残せる。著述や作品だけでなく、

自分の子孫、自分が働いた会社、そして自分が声をかけた相手だって、

自分のデータを保存しているともいえるからだ。

 

しかし、「いのちと引き換え」にしてもいいと思えるものを見つけ、

実行するとなると、なかなかむずかしい。人はみな、

いのちと引き換えにしてもいいものを探しているのだともいえる。

 

だが、むずかしいながら、誰もが残せる貴重なデータがある。

 

それは意志だ。

 

意志というデータ、意志というDNAは強力だ。そして誰もが残せる。

 

いのちと引き換えにしてもいいものとは、いのちをくれた神様に

奉仕すること、いのちをくれた人に返すことだと考えれば、信仰になる。

信仰とは、その人の意志だ。

 

私の場合、「これができたら、いのちと引き換えてもいい」と思えることがある。

自分がもらったいのちに自分が奉仕しようというのだから、ミニ信仰のようなものだ。

 

もう一度言おう。

 

「いのちと引き換えに、この意志を残す」

 

これが人生のキーワードだ。

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 50代の気持ち | 07:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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