ごきげんようチャンネル

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安倍首相の靖国参拝 シェイクスピアの"Sea Change" と福沢諭吉の「情海」に溺れるのは誰か
安倍晋三が靖国神社に「内閣総理大臣」として参拝した。

辺野古の米軍基地建設を、沖縄県知事が承認した。

秘密保護法はすでに成立した。

憲法改正という面倒を回避する手法をもちいて、戦争のための体制は整った。








このごろ、アメリカのメディアの見出しに、Sea Change という言葉が多くなっているような気がする。

Sea Change は、17世紀のシェイクスピアが「テンペスト」のなかで使った言葉で、現在では海の水塊の動きや潮位の変化のように、どうにもならない根底からの大変化を指す。


Sea Change は、誰にも止められない。




日本では、福沢諭吉が19世紀末の著作「民情一新」で、「情海」という言葉をつかっている。



「けだし今の世界の人類は常に理を情との間に彷徨して帰するところを知らず。

これを要するに、細事は理に依頼して大事は情に出て成るの風なれば、その情海の波に乗ぜられて非常の挙動に及ぶもまた、これを如何ともすべからず。」



(引用は、丸山眞男・加藤周一『翻訳と日本の近代』岩波新書、1996年、171-172頁より)




福沢の「情海」は、シェイクスピアの Sea Change であろう。









安倍政権の方向が「情海」であり、Sea Change だというのではない。逆である。


これだけ疲弊した地球と世界に、彼らの愚劣を許す余裕があるとは思えない。




やがて盛り上がる「情海」のSea Change に飲み込まれ、溺れ、消えていくのは、彼らであろう。











 
| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 靖国神社 | 08:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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