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<< 「影」としての言語 その3 | main | はたらく・働く・はたラク  >>
「影」としての言語 おわり
言語は、私たちの心の影である。


しかし、神の影が人間の心から独立したものとしてあがめられたように、言語という心の影を、われわれの心から独立した<もの>としてあつかうことが慣習化している(言語の物神化。英文を板書して解説している教師を思え)。

現代の言語学も、言語を物神化する。そしてみずから言語をあがめることによって、自分たちが管理する学の聖域にすることもできたのであった(近代言語学の成立)。



目に見えない心が、どのようにして影として顕現するか。

言語を物神化していると、そういう発想は出てこない。いや、言語が神であるならば、その出現の現世的なからくりをあらわにするような不敬な考えは、そもそももってはいけないことにもなる。




心が影として顕現する現実のからくり。そのヒントは、マルクス『資本論』の価値形態論にあるのだが、それに気づいている人は少ないようだ。









(おわり)







 
| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 言語の資本論を書く | 05:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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