ごきげんようチャンネル

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ハイテク商品への課税は脳への課税? アップル社の税金逃れから考える
アップル社をはじめとするアメリカのハイテク巨大企業の売り上げのなかに、米国でも外国でも課税されない部分があることについて、アメリカ議会で公聴会が開かれている。

むろん、アップル社側は合法性を主張している。

じっさい、現在のアメリカの税法じたいに「抜け穴 loopholes」があるためにこうなっているので、誰もこれを違法とすることはできないという。

そもそも、こうした売り上げの一部を税金として徴収して国家が使うよりも、企業が直接、雇用や開発に使ったほうが経済効率が高いという見方もある。

しかし他方で、アップル社などがアメリカで高学歴の優秀な社員を雇ったり、快適な環境で企業活動ができるのは、アメリカの納税者が大学や消防署、道路などをまかなっているからで、これにたいしてアップル社などはもっと応分の支払い=納税をすべきだという見方もある。

ところで、この話題で出て来た表現のなかに、ソフトウエアなどの知的財貨 intellectual property は、車などの現物財とちがって、「現実には存在しないもの things that don't actually exist」だというがあった。



Today's economy, the digital economy, deals in many ways and particularly Apple in things that don't actually exist, computer programs, songs that you download, intellectual property.

And those things can flirt across borders without leaving a trace, which creates a challenge for today's tax system.


http://www.pbs.org/newshour/bb/business/jan-june13/apple_05-21.html




たしかに、コンピュータのプログラムや音楽は、「現実には存在」しないようでもある。

しかし、われわれ人間にとって、プログラムや音楽はたしかに「存在」するものでもある。

いったい、ものが「存在」するとはどういうことか。

この問題は、人間の意識や感覚が、脳のそれぞれの部分に「存在」するという脳科学的な見方とあわせて考えると、おもしろい。

プログラムや音楽は、いったい脳のどこに「存在」するのか?

もし脳のどこかに存在するなら、プログラムや音楽に課税するということは、脳に課税するということなのか?











| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 今さらながら現代サイエンス | 07:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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