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あきらけき かがみにあへば すぎにしも いまゆくすゑの こともみえけり

         大鏡


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<単語を覚える=訳語を覚える>という思い込みについて
最近、複数の高校生と英語の「勉強」について話す機会があって、ひとつ気がついたことがある。

私が話した高校生は、<英語の単語を覚える>というのは、<日本語の訳語を覚える>ことだと思っているらしいのだ。

どれくらいの高校生がそう思っているのか私にはわからないが、大人の知人に聞いてみたら、「ほとんどの子がそう思っているのでは?」という返事だった。

私は心底、驚いた。

ひょっとしたらそうではないか…くらいには感じていたが、実際にそういう例をみると、驚きでもあり、情けなくもあり、誰かがそう思わせたことに対して腹も立った。

<訳語を覚えたら英語の単語を覚えたことになる>だって?!

高校の教師が本当にそう思っているとは思えないが、多くの生徒がそう思って教材の単語帳をにらみつけていることは、どうやら事実らしい。

<日本人は英語ができない>という言葉が多少とも当たっているとするなら、その原因のひとつが、<英語の単語を覚えるということは訳語を覚えることだ>という思い込みにあることは間違いなさそうである。

ああ、なんという愚かな…

どうしてそれが愚かなの?と思う人もいるだろうが、いまはあまりの驚きと怒りで、説明する気にもなれない。













| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 英語 | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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