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文字とは「声の読書」である

文字というものは、何かの抜け殻のようでもある。

ワープロで打った文字などは、とくにそんな気がする。

でも、本当はそうではないのだろう。

たとえば手紙の文章、新聞の記事、歌の歌詞、劇の台本。

ワープロで打ってあっても、じつは我々は人の声を聞いている。

話したはずの人の声。そして書いた人の声。

ならば、人間はそこにいない人の声を文字を通して聞くことができる。

その声になりこみ、自分にとりいれている。

人間は文字を媒介として世界に浮遊する「声を読書」する。

外国語もそうで、文字というカプセルに入れられて異国の人の声が世界に浮遊している。我々は浮遊する文字をつかまえて、その声を読書する。

「声の読書」

声の読書は、話し手にとっても聞き手にとっても、自分の声を通した他人の声の体験である。それは他人の声を通した自分の声でもある。

文字はその合体のプロセスを支えてくれる媒体である。

たとえそれがたったひとつの音声でも、声を読書するとき、自分と自分でないものの小さなドラマが生まれる。














| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 英語の発音 | 10:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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