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腕の重さと腕の力 その2

非ネイティブにとって外国語を話すということは非日常の作業であり、ある種の特別なパフォーマンスである。

パフォーマンスであるから、母語を話すときのようにリラックスする瞬間があってはならない。

パフォーマンスといえば、たとえばテニスがある。

テニスの選手は数時間におよぶ試合のあいだ、特殊な緊張を維持する。

それは彼が歌をうたったり自宅でお茶を飲む時とはちがう、テニス特有の身体の状態であるはずだ。

それはラケットを振るといった目に見える身体の動きとは別次元の、持続的な緊張をふくんでいる。

ピアノ演奏というパフォーマンスでいうと、

「腕の力と腕の重さはちがう」

ということである。

腕の力はどれだけエネルギーをかけるかによって瞬時に変化するが、その間も腕の重さは常時存在する、。(ジャン・ファシナ(江原・栗原訳)『若いピアニストへの手紙』音楽之友社、2004年、34頁)

ピアノを弾くとき、両手が完全にリラックスすることはなく、全身で両手の構えを維持する。ピアノのパフォーマンスにはそれなりの「腕の重さ」がある。

他方で腕にかける力は変化させることができる。

するとここに、おもしろいことがふたつ起こる。








(つづく)









| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 英語の発音 | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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