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         大鏡


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言語はいかにして現実から独立したか 映画と言語 その1
ウオルター・マーチ(吉田俊太郎訳)『映画の瞬(またた)き 映像編集という仕事』(フィルムアート社、2008年)

フランシス・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』など、有名作品をいくつも編集したベテランの講義録。

映像を撮る現場はなんとなく想像がつくが、そのあとのポスト・プロダクションの仕事は一般の観客には見えにくい。

いったい、どういうやり方で膨大なフィルムを切ったり貼ったりしているのだろう?

映像編集というと、フィルムに埋もれ、締切が近づくと徹夜の連続で目は真っ赤、新聞も本も読んでいる暇はない…というような「疲れた職人」のイメージもあったが、著者はまったくそんなことはないようだ。

広い教養をもち、自分の仕事を客観的に観察している。

知性というのは客観性のことだと思うが、この本はそれを感じさせる。




(つづく)



| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 映画の英語 | 08:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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