ごきげんようチャンネル

Today is over with a million tears

Still everyone has a wish to live  


"Summer Snow"


自己は年齢とともに社会的・平均的に成長する観念上の能力

マルクスは、労働と労働力について、次のように述べる。

 

 

 

 

「人間の労働は、ふつうの人間なら誰でも特別の発達を経ることなく自分の肉体的な有機労働のなかに平均的にもっている単純な労働力の支出である。」(『資本論』筑摩書房マルクスコレクション版、69頁。太字は引用者)

 

 

 

 

労働力と同じく、人間の自己には、社会の誰もが「平均的にもっている単純な」レベルがある。その「平均」は、年齢に応じて増大する

 

われわれの身体は、「自己」という社会的・平均的な観念的労働力をもつ。自己を発揮することによって、われわれは体内に抱いた対象の認識を、規範としての概念によって表現した表現体、すなわち言語を作る。それは労働者が労働力を発揮することによって商品を作るプロセスと同じ構造である。

 

個々の生産物は、誰がつくったかによって個別性をもちうる。ひとつの概念も、誰がつかうかによって個別性がある。だが、社会全体でみれば、ひとつの商品の生産に必要な平均的労働力があるのと同様、ひとつの概念の表現に必要な、社会的平均的な観念的労働力がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2025年の世界が見てみたい

ラジオで聞いた話だが、2025年、いまから7年くらいあとには、 IT やエネルギーや自動車が新しい段階に入りそうだという。

 

 

IT は、さらに大容量化・超高速化する。今のわれわれには信じられないような機能が普及する。

 

エネルギー面では、電気の輸送方式が交流から直流に変わる。電池の小型軽量化・大容量化もすすむ。

 

自動車は、内燃機関方式が消滅する。電気や水素のような燃料がとってかわる。自動車の完全自動運転が本格化し、ハンドルもブレーキもない車が町を走り、自家用車は必要なくなる。

 

 

 

IT革命の本格的なはじまりは1995年。今から20年ほど前であった。そのころに、今の状態を予想できた人はほとんどいなかっただろう。

 

変化は加速している。

 

2025年には、私は70歳になる。それまで生きていれば、新しい世界を目撃できるのだ。

 

そのころには、技術だけでなく、戦争や腐敗に対する人間の知恵も、大幅に進化しているのだろうか。そちらは AI の出番になるのだろうか。

 

 

 

もうしばらく生きてみたくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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土台・意識諸形態・上部構造、その本質たる価値・意味・意志は、トランスしあう

 

 

社会の価値の側面=土台

社会の意味の側面=意識諸形態

社会の意志の側面=上部構造

 

 

交換力=価値・意味・意志は、互いに超越しあう。

 

 

価値は意味的なものであり、社会的なもの。

意味は社会的なものであり、物質的なもの。

意志は物質的なものであり、意味的なもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夏目漱石とトスカニーニは同級生

夏目漱石(1867-1916)

 

トスカニーニ(1867-1957)

 

 

二人は、江戸時代末年の生まれ。同級生である。

 

この数字を見ているだけでも、いくつか思うことがある。

 

ひとつは、漱石が短命だったことである。満50歳にもならずに亡くなっている。それであれだけの作品を残した。

 

もうひとつは、漱石がトスカニーニと同じように90歳近くまで生きていたら、太平洋戦争も戦後の新憲法も体験したはずだということである。

 

漱石といえば、明治から大正の人というイメージだが、もし生きていれば、昭和の戦争をくぐりぬけ、戦後の人でもありえたのだ。

 

現代は激動の時代であり、短期間に多くのことが起こるという。

 

漱石が戦後の人でもありえたと思えば、それが実感できるような気がする。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
生活=意識諸形態によって土台と上部構造が更新される

人間=肉体+精神→身体。

 

 

肉体としての人間を支えなければならないという現実 ⇨ 社会を土台としてみることが可能。

 

精神としての人間が生きているという事実 ⇨ 社会を意識の現れ(意識諸形態)⇨ 生活の編成とみることが可能。

 

肉体と精神の合体としての身体どうしが組織をつくっている ⇨ 社会を上部構造の運動とみることが可能。

 

 

 

三者のちがいは、トランス(自己超越。止揚)の対象のちがいである。土台は人間を含む物質、上部構造は自分を含む人間、意識諸形態は自分の認識が、トランスの対象である。

 

肉体と精神という矛盾=身体たる人間は、家庭や職場など、自分の認識にもとづく生活のなかで、みずからの身体と体外のものごとに投射し、それらを転態させて、新しい身体を含む意識諸形態をつくっている。

 

日々の意識諸形態が、日々、上部構造を変動させ、土台を更新している。

 

社会の規範になっているのは、憲法法律を含む過去およ現在の意識諸形態すなわち人々の生活である。人々の生活すなわち意識諸形態が、ゆっくりと、あるいは急激に、大挙して変化したとき、社会の上部構造と土台は、もはや後戻りできない質的変化をとげる。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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希望の歴史 トランス・ヒストリーへ

人間にもっとも必要な、意志の起源であり先導者。それが希望。

 

 

 

希望を測るものは、

 

価値・意味・意志

 

その実体は、

 

土台・意識形態・上部構造

 

 

 

神、王、神話、自然、帝国、皇帝、国家、民族、家族、人権.、個人..

 

世界は、人間の希望の表現である。

 

 

 

希望があるから失望もある。人間の毎日は、希望を下敷きにした失望。

 

必要なのは、失望を下敷きにした希望。

 

 

 

Today is over with a million tears
Still everyone has a wish to live  

 

( "Summer Snow" )

 

 

 

 

 

...

...

 

 

 

 

 "Summer Snow" lyrics

 

 

It's summer snow in the deep blue sea
I try to touch, but it fades away
It must be a dream I will never get
Just like my love that's crying for you

If there were something not to change forever
We could feel it deep in our heart
Today is over with a million tears
Still everyone has a wish to live

Oh, I do believe everlasting love
And destiny to meet you again
I feel a pain I can hardly stand
All I can do is loving you

It's summer snow in the deep blue sea
I try to touch, but it fades away
It must be a dream I will never get
Just like my love that's crying for you

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
資本主義は領土外資源まで土台にして運動する

土台は上部構造を属性として運動する。

 

資本主義という土台は、一国の領土内にある資源(人間を含む)を超えて、超国家的範囲の資源(人間を含む)をとりこもうとする強い衝動をもっている。

 

こうした土台の拡張衝動は、属性たる上部構造すなわち国家機構の運動をうながす。

 

1950年頃までの200年間は、いち早く近代国家化=領土内資源(人間を含む)の統合をなしとげ、強力な軍事力を背景にした少数の国家(「列強」)が他の国家を植民地にする形式で、資本という土台の拡張が行われた(近代資本主義)。

 

それ以降は、植民地にするのではなく、それぞれの地域の支配的ナショナリズムを認許する形式に変化した。これはいわば、言論の自由すなわち意識諸形態の形式的独立を許容した近代国家原理の国際化である(現代資本主義)。

 

このような、土台の新しい拡張の形式を主導した上部構造は、アメリカとソ連であった。そのため<資本主義 対 社会主義>という意識諸形態上の対立が加わり、事態は複雑に展開した。核兵器を最前線にした、ふたつの意識形態の対峙というこの時期の国際上部構造の特徴を、「冷戦」と呼ぶ。

 

「冷戦」という国際上部構造は数十年前に溶解し、その後の世界は、「秩序」ある運営を主導する国家を喪失しつつある。すでに国際化をなし遂げた資本にとっては、国家という上部構造による「秩序」の維持と変更は、従来ほど大きい課題ではなくなった。ここに、国家自身がみずからの支配力を弱めるかのような、「国家規制の緩和」が進行する。

 

今も、一国の統合的な資源運営を期待されている上部構造は、国家機構である。だが、どの国家機構も資本が買収済みであり、近代国家に導入された選挙制度や政治機構は、「民主主義」の理念通りには機能していない。

 

<資本と国家>という<土台と上部構造>を超える世界運営の形式、およびそれを先導する意識形態は、まだ見つかっていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
上部構造は土台の属性である 

属性たる上部構造による制約を止揚するために、土台は常に新しい上部構造を模索している。逆に、土台による制約を止揚するために、上部構造は常に土台を変革しようとする。

 

土台と上部構造のあり方は、人間の行動を規定する意識諸形態が規範になる。たとえば、上部構造や土台を規律する憲法法律がある。土台にも労働規律や市場法則があり、それに沿った規範が成長している。

 

土台も上部構造も、物質や身体がつくる関係であると同時に、意識諸形態が表す規範にもとづく観念である。

 

そして、土台・上部構造・意識諸形態のうち、もっとも奔放に突出する可能性をもっているのは、意識諸形態である。人間の思想やその表現は、物質的制約を超えて自由に発展できるからである。

 

ときに傑出した革新的思想が生まれ、過激な破壊的思想も生まれる。そのため、上部構造や土台の支配者は、意識諸形態の自由な発展を常に警戒してきた。

 

このようにして、意識諸形態、上部構造、土台が連関をなす。社会のこの三面は、すべて人間の観念の産物であり、個人の観念を生む社会的実体でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
光ふる空 二景

 

 

天から降り注ぐ光。ただそれだけのことだが、目を奪われる。

 

 

写真は、いずれも美濃平野。都会でも案外と、こういう光を見ることができるのではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 14:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
比叡山 ふたつの遠景

 

 

比叡山は、私にとっては最澄の心の姿。そして京都を守る修行の山。この山が、どれほど歴史に深みを与えてくれたことか。

 

遠くから見るのが、またいい。

 

 

 

 

 

 

 

          比叡山遠景  晩夏  長浜方面から

 

 

 

 

 

 

 

 

                        比叡山 初冬 大津方面から

 

 

 

 

 

 

| 三浦 陽一 (みうら・よういち) | 希望の歴史 トランス・ヒストリー | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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